【キュゥべえ】(声優::加藤英美里)
魔法少女物といえば、マスコットキャラクター。 しかし、キュゥべえの場合、何かが根本的に違っている。
キュゥべえは、白い猫に似た外見で、魔法少女のマスコットキャラクターとしては十分に可愛らしい。(表情がないが。) しかし、一般のマスコットキャラクターが、魔法の世界から正義の為に送られてきた使者という身分に対し、キュゥべえは、魔女対魔法少女という対立構造を裏で構成している張本人・・・つまり、悪である。
もっとも、キュゥべえには、善悪という意識はなく、願いをかなえた代償として考えているようだ。 彼の中にあるのは、ただ、一つ。 エネルギー回収ノルマである。
そう、キュゥべえは、ノルマ達成のため、少女たちに対して勧誘営業を行っている!
物語前半でキュゥべえは、魔女という人間に害をなす「悪」と戦う者が魔法少女だと勧誘している少女達に説明している。
しかし、物語が進むにつれ、キュゥべぇは
開き直るその本性を表していく。
魔法少女になるという事が、魂をソウルジェム化し、肉体を捨てることだとバレるや、キュゥべえは完全に開き直る。
更に、魔法少女の成れの果てが魔女だということも発覚する。魔法少女と魔女の対立は、キュゥべえ達、外宇宙からやってきた『彼ら』に仕組まれた、虚構の対立構造だった。
キュゥべえの種族は、宇宙の寿命を延ばす為、エントロピーを増大させるため、「感情」からエネルギーを取り出すという技術を開発したが、キュゥべえの種族には「感情」がなかった。
そこで地球人の感情の相転移に目を付けた。特に、思春期の少女のものが良いらしい。少女達に「どんな願いでもかなえる」という希望を与えた上で、絶望させる。(酷い!)すると、少女は魔女化し、莫大なエネルギーを放出する。
その事に暁美ほむらは気付き、皆を説得しようと試みるが、誰も信用しないので、孤独な戦い強いられていた。 最後はまどかが究極の願い「すべての魔女を生まれる前に消し去る事」により、世界そのものが改変され、キュゥべえの仕組んだ世界の構造が新しい概念によって再構成される。
新しい世界でキュゥべえは、正統的魔法少女のマスコット的なキャラクターにより近づいた存在として固定される。 前の世界の記憶を保持しているほむらは、新しい世界でキュゥべえと折り合って魔獣と戦っているが、キュゥべえが悪でも善でもなく、ただ、そういう生き物であるという認識をしている描写がある。
ネット上では、悪徳勧誘営業マンとして、人気?を呼んでいる。